ブラジルのスペシャルティコーヒーシーンで重要な役割を担ってきたCarmo Coffees。

名産地ミナスジェライス州のカルモデミナス地区に居を構えるこの輸出業者は、 革新的なコーヒー生産に意欲的に取り組み、様々な魅力あふれるコーヒーを世に送り出してきました。

イルマス・ペレイラ農園はCarmo Coffees社の代表である、ルイス・パウロ・ペレイラ氏が手掛ける農園で、今回のロットはイエロー・ブルボン種を用いた特殊発酵のコーヒーです。

丁寧に熟度と密度を吟味することで選別された果実は、チェリーの状態でまず62時間のイーストを用いた嫌気発酵が施されます。

そのあと果肉除去されたパーチメントは再度イーストによる45時間の発酵工程に入ります。

こうして２回の嫌気発酵を経たコーヒーはベリーのような風味と赤ワインのニュアンスに溢れ、今までにないブラジルの新しいコーヒーの形を表しています。