水洗式コーヒーのロールモデルと言えるコロンビアのコーヒー。

明るい酸と、クリーンな甘さは数多ある水洗式コーヒーの生産国の模範として長らくコーヒー業界をけん引してきました。

2000年頃より高まったスペシャルティコーヒーの機運に遅れ気味であったコロンビアでは、 近年に入るまで、小規模生産者までのトレーサビリティが確立されておらず、 県名や広域地方の名称でコーヒーのロットが形成されていました。

その中で、県名ロットと言えども素晴らしいポテンシャルを表していたのがトリマ県です。

他の生産県とは異なる、その力強い風味と甘さは、まさに当地特有のテロワールと言えるでしょう。

エル・パライソ・ドス農園はトリマ県の中でも特に秀逸な産地として名高いプラナダス地区に居を構える農園です。

今回のゲイシャ種のロットは特有のフローラルさに加えて、鮮烈なライムのようなニュアンスがあります。

ぜひこの機会にコロンビアのゲイシャ種のポテンシャルを感じていただければと思います。