サンタアナ火山の麓に位置する名門ディヴィナ・プロヴィデンシア。

Roast Design Coffeeでは毎年ケニアに由来するSL28種を扱ってきましたが、 今回はエルサルバドルを代表する高品質種であるPacamara種をお届けします。

10年以上前にグアテマラのCOEにて鮮烈なデビューを飾ったこの品種は、 実はエルサルバドルで発見された大粒種であり、Pacas種と大粒種であるMaragogype種との交配種として知られています。

トロピカルフルーツやリンゴのような風味を併せ持つPacamara種は、 テロワールが合致すればエチオピア原生種に比肩する美しい風味を表します。

デヴィナ・プロヴィデンシアの持つ肥沃な火山灰によって育まれた当ロットのPacamara種は、 赤リンゴやパイナップルを思わせるフレーバーに富んでおり、近年も稀に見る出色の出来であると言えるでしょう。

ぜひこの機会に正真の味わいを楽しんで頂ければと思います。