2025年秋限定のインフュージョンコーヒーのセット
生豆をウイスキーなどスピリッツに漬けたのちに焙煎し、互いの風味や甘さの相乗効果を高めたインフュージョンシリーズ。
コーヒーのもつ甘さと滑らかさを最大限に引き出すようやや深めに焙煎し、印象度の強いスピリッツと味のバランスをとっています。
2025年秋限定の3種を飲み比べできるセットです。
ジャパニーズウイスキー ・ケニア ケグワ
今回の限定Infusion Coffeeとしてご紹介するジャパニーズウイスキー ケニア ケグワは、 国産シングルモルトウイスキーとして名高い余市をケニアのコーヒーにマリアージュした一品となっています。
竹鶴政孝が追求した正統派スコッチスタイルの余市は、程よいピートとモルトの香りに溢れた重厚な風味を表し、 それを受け止めるケニア、ケグワも偉大なテロワールであるキリニャガ郡を代表する重厚なフルーティさに溢れています。
メロンやナツメグ、ブラッドオレンジを思わせながら、クレームブリュレのようなローストシュガーのニュアンスを持つ秀逸なバランス。
これはまさにこの余市×ケグワのみが織りなせる味わいだと言えるでしょう。
ジューシーなケニアのコーヒーと、力強く重厚なウイスキーが奏でる最高のハーモニーをお楽しみ下さい。
ジャパニーズウイスキー ・ コロンビア インマクラーダ フェローズ
コロンビア南部、Valle del Cauca(ヴァジェ・デル・カウカ)県に位置するInmaculada農園は、 2015年のWBCチャンピオンである、Sasa Sestic氏と共にCarbonic Maceration(炭素浸漬)を世界で初めて実施した農園として知られています。
今回ご案内するロットは同プロジェクトがプロデュースするコミュニティロットとなっており、Inmaculada社によって厳選されたテロワールが同社によって丁寧に水洗処理されています。
これに合わせるウイスキーは日本が世界に誇るウイスキー、白州。
今ではかなり入手困難になったこの名酒は、程よいピート香と新鮮なシダーウッドのようなエレガントさを兼ね備え、 まさに自然豊かな白州の森を体現しています。
偉大な作り手に見出されたGeisha種は水洗式工程による鮮やかなフローラル感はそのままに、白州が奏でる濃厚かつ甘いエステル香と融合することで、印象的なコーヒーに変貌を遂げました。
ぜひこの機会に唯一無二の香りを堪能してください。
ヘネシー フィーヌ シャンパーニュ ・ パナマ レリダ シルバー ゲイシャ
ブランデー/コニャックの代名詞ともいえるヘネシーVSOP。
その中でも“フィーヌ・シャンパーニュ”の呼称が許されるのは、グラン・シャンパーニュ区画とプティ・シャンパーニュ区画の原酒のみを使用して作られたコニャックで、さらに生産量の限られたグラン・シャンパーニュ原酒を50%以上に保つ必要があります。
このブレンドは1976年に日本限定品として生まれたもので、それゆえ大変貴重な蒸留酒であることがわかります。
今回のインフュージョンコーヒーはパナマ最高峰かつ最古参の農園として名高い、レリダ・ゲイシャ・シルバーコレクションをセレクト。
当ロットはいわゆる”プライベート・リザーブ”に相当する一品ですが、類まれな芳香によって世界中のコーヒーラバーを虜にするこの正統派のゲイシャ種を大胆に使用しました。
ヘネシーの干しブドウを思わせる甘さと風味が、レリダ・ゲイシャのフローラルさと交わることで、大変魅惑的なインフュージョンコーヒーが誕生しました。期間限定の特別コーヒーをぜひこの機会にご堪能ください。